「10代のうちに読んでほしい本フェア」開催
「365bookdays」を運営する広告会社「とうこう・あい」が企画するWEB上の連合広告企画「10代のうちに読んでほしい本フェア」が6/12(水)からスタート!
まとまった時間を取れる夏休みに向けて、子どもと大人の間にいるティーン世代の悩みや好奇心に応える本を5冊紹介します。
フェア参加書籍をご購入いただいた方の中から、抽選で10名様に、図書カードNEXT3,000円分をプレゼントするキャンペーンを開催!
詳しい応募方法は本記事の最後をご覧ください。
1.友だちがいないことを悩んでいる君へ。“悩むな、考えろ!” 『14歳からの哲学』
本当の友情、本当の友だちこそがほしいのだけど、いない、と悩んでいる人が多いみたいだ。でも、いなければいないでいい、見つかるまでは一人でいいと、なぜ思えないのだろう。
一人でいることに耐えられない、自分の孤独に耐えられないということだね。でも、自分の孤独に耐えられない人が、その孤独に耐えられないために求めるような友だちは、やっぱり本当の友だち、本当の友情じゃないんだ。…(中略)…
本当の友情というのは、自分の孤独に耐えられる者同士の間でなければ、生まれるものでは決してないんだ。なぜだと思う?
ーーーーーー第15章「友情と愛情」より
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■書誌情報
『14歳からの哲学―考えるための教科書』
著: 池田晶子
発行元: トランスビュー
価格:1,320円(税込)
A5判209ページ
2.行動経済学を日常で実践するための紙上講義! 『いますぐできる実践行動経済学』
行動経済学というと、あまり実感がわかないかもしれません。経済の仕組みは、道路や電気や水道などと同様、まさに社会になくてはならないインフラです。普段、私たちはインフラを特に気にしませんが、しかし、災害でインフラがストップしたとき、私たちはその重要性を認識します。
例えば、先だってのコロナ禍では、マスクなどの品不足が発生しました。その理由は、行動経済学の基本で説明することができます。また、私たちは、行動制限による経済的な大きなダメージを経験しました。その緩和や解決にも、行動経済学は大いに役立てられています。
本書では、そんな行動経済学を実際の生活に活かすにはどうすればよいのか、数々の具体例をとりあげながら、高校生向けの講義というスタイルで解説していきます。
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■書誌情報
『いますぐできる実践行動経済学:ナッジを使ってよりよい意思決定を実現』
著: 大竹文雄
発行元: 東京書籍
価格:1,430円(税込)
小四六判240ページ
3.SDGs? ESG? 頭と心で理解する環境哲学入門 『ネイティブアメリカンの植物学者が語る10代からの環境哲学』
【『植物と叡智の守り人』ヤングアダルト版!】
学生を教えていると、彼らはみな、自分は地球を愛していると言います。ところが私が彼らに、「地球もあなたを愛してくれていると思う?」と尋ねると、彼らは返事にためらい、下を向いてしまいます。そんなこと、口にしてもいいの?
「仮に、地球も人間を愛し返してくれている、とみなが信じたら、どんなことが起こると思う?」と私は尋ねます。
地球が私たちを愛している、と考えると心が解放されます。それはつまり、地球には主体性があるということです。同時に、地球を愛し、敬意を払うということには大きな責任が伴う、と考えるきっかけにもなります。
——本文「愛すること」より
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■書誌情報
『ネイティブアメリカンの植物学者が語る10代からの環境哲学: 植物の知性がつなぐ科学と伝承』
著: ロビン・ウォール・キマラー 翻案: モニーク・グレイ・スミス 絵: ニコル・ナイトハルト 訳: 三木直子
発行元: 築地書館
価格:2,640円(税込)
A5判304ページ
4. みんなが生きやすい社会をつくるための対話。内田樹氏、推薦! 『つくる人になるために』
建築家の光嶋裕介と奈良の山村に私設図書館を開く青木真兵が、2年の間に交わした手紙(往復書簡)を書籍化。
なぜ建築をつくり続けるのか、「ちょうどよく」働くことはできないのだろうか、私たちにとってお金とは何なのだろうかなど、ふたりの手紙は日常の些細な物事にふれながら、私たちが何気なく受け入れている社会の「常識」を揺さぶるような対話へ展開します。
モノづくりに限らない「つくる」行為を手がかりに、「人間という生き物」として暮らしていける社会を考え、生きるための土壌を耕すような本です。ふたりの縁を結んだ思想家の内田樹さん、推薦。
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■書誌情報
『つくる人になるために』
著:光嶋裕介、青木真兵
発行元: 灯光舎
価格:2,420円(税込)
B6変形判260ページ
5.全米図書賞受賞作!金原瑞人選モダン・クラシックYA第一弾! 『キングと兄ちゃんのトンボ』
全米図書賞受賞作!
突然死した兄への思い、ゲイだと告白したクラスメイトの失踪、マイノリティへの差別、友情と恋心のはざま、そして家族の愛情……。
アイデンティティを探し求める黒人少年の気づきと成長から、弱さと向き合い、自分を偽らずに生きることの大切さを知る物語。
「金原瑞人選モダン・クラシックYA」シリーズ第一弾!
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■書誌情報
『金原瑞人選モダン・クラシックYA キングと兄ちゃんのトンボ』
著:ケイスン・キャレンダー 訳: 島田明美 選: 金原瑞人
発行元: 作品社
価格:2,420円(税込)
四六判240ページ