Pick UP! Independent Publisher ブックディレクター内沼晋太郎氏が主宰する出版レーベル「NUMABOOKS出版部」
1人から数人規模で出版活動を行う出版社をご紹介するコーナー「Pick UP! Independent Publisher」。
今回ご紹介するのは「NUMABOOKS出版部」です。ブックディレクターとして人と本との接点を長年演出してきた内沼晋太郎さん。近年では、下北沢のビールが飲める新刊書店「B&B」や、行政が仕掛ける本屋「八戸ブックセンター」、岩波ブックセンターの跡地にできた「神保町ブックセンター」など本屋の運営やプロデュースを行っています。そんな氏が2017年から出版事業も行っているのです。本好き本屋好きの間で注目の出版レーベルの刊行書籍をご紹介します!
唯一無二の日本人タブラ奏者・U-zhaanによるベンガル料理のレシピ集
ベンガル料理はおいしい
書籍:『ベンガル料理はおいしい』
(U-zhaan
レビューを書く:https://www.honzuki.jp/book/282599/
<内容>
タブラ奏者のユザーンさんがシタール奏者の石濱さんの作るベンガル料理のレシピがどうしても欲しくて、できたレシピ本。
NY在住20年の著者が描くアメリカの現在
My Little New York Times
書籍:『My Little New York Times』
(佐久間裕美子)
レビューを書く:https://www.honzuki.jp/book/277778/
<内容>
NY在住20年のライター・佐久間裕美子が2017年7月5日から365日書き続けた日記を編集し、まとめた一冊。ドナルド・トランプの大統領就任をきっかけに激動するアメリカ、日本、世の中の流れへの思いと、その日常を描く。
読書のための店「fuzukue」店主の日記
読書の日記
書籍:『読書の日記』
(阿久津隆)
レビューを書く:https://www.honzuki.jp/book/269778/
<内容>
本を読む人と、その生活。
このような365日の記録が、かつてあっただろうか。
東京・初台の〈本の読める店〉「fuzkue」店主、初の単著にして読書の喜びに満ちた圧巻の1100ページ。
<レビュー>
書名通りの本。新書サイズにしてはかなり分厚い。1100頁を超える大著。僕もブログで読書日記を日々綴っているが、ちょっと次元の異なる感じ?
まさかの時価で売る小説
僕らのネクロマンシー
書籍:『僕らのネクロマンシー』
(佐々木大輔)
レビューを書く:https://www.honzuki.jp/book/283274/
<内容>
「僕は、これで、会社を辞めました」―― 元・LINE株式会社執行役員が、 故郷を舞台に描いた21世紀版『遠野物語』。 未来の事業と接続する、予言的私小説。
映像作家の著者によるアイデアの見つけ方
観察の練習
書籍:『観察の練習』
(菅俊一)
レビューを書く:https://www.honzuki.jp/book/283275/
<内容>
駅やオフィス、街や家の中で出くわす、小さな違和感。あるいは、市井の人々が生み出すささやかな工夫や発明のようなもの。著者が日々収集し続けている数多の「観察」の事例を読み解く思考の追体験をしていくことで、読み手にもアイデアの種を与えてくれる。
過去の膨大な量のリサーチの中から50あまりの「観察」の成果を厳選し、テキストはまるごと書き下ろし。著者のこれまでの人気連載コラム「AA'=BB'」(modernfart)、「まなざし」(DOTPLACE)を愛読していた方も必読の、初の単著にして決定版的な一冊。
世界的写真家・森山大道の写真を大胆に解体
新宿(コラージュ)
書籍:『新宿(コラージュ)』
(三木卓)
レビューを書く:https://www.honzuki.jp/book/283276/
<内容>
写真家・森山大道の代表作『新宿』(月曜社刊)を解体、すべてのページを素材として使用しコラージュした作品集。
書名 | 著者名 | 発売日 | 本体価格 |
ベンガル料理はおいしい | U-zhaan | 2019/06/14 | ¥1,850 |
My Little New York Times | 佐久間裕美子 | 2018/12/18 | ¥1,850 |
読書の日記 | 阿久津隆 | 2018/06/20 | ¥2,500 |
僕らのネクロマンシー | 佐々木大輔 | 2018/02/12 | ¥13,500 |
観察の練習 | 菅俊一 | 2017年12月05日 | 1600 |
新宿(コラージュ) | 吉田昌平 | 2017年07月05日 | 5800 |